皆様こんにちはタヌキでございます、皆様毎日楽しくお過ごしでしょうか?
2021年4月より私がこちらarea151の経営者となりましていろいろと改革をしようとまずは4月から開始いたしましたオンラインによる前金制予約システムでございます、こちらの前売りチケットは当日現金でお支払いいただくよりお安くなっておりますのでお客様にとってもお得にご利用いただいております。そして続いての私の(後世の人からタヌキ改革と呼んでいただければ幸いでございます)改革はバリケードを新造することでございます。
正直私がarea151に通い始めた頃からバリケードは汚い状態でございました。汚いと言いましてもバリケードに1枚1枚アートが描かれておりまして視覚的には非常に楽しいのですがいかんせん狭い敷地の中でプレイするせいなのでしょうバリケードの被弾による劣化が激しいのでございます、特に私が通った頃にはarea151も方向性をPAGのみに絞っていましたので特にT字バリケード左右の劣化が酷くこれではゲームに差支えが出ると思い今回新たにバリケードを制作いたしました。
これまでのarea151のバリケードでは無理があったと私断言できます。ペイントを施したバリケードは対称的ではありません、
PAGをご存知の方ならお分かりかもしれませんが「T字の正面」を黒に統一してみようかと思います。なぜ黒なのか?特に意味はございません、ピンクで統一してもよろしかったのですが皆様の目がお疲れ遊ばしてもいけないと思いまして黒にいたしましたが正直以前よりはるかに相手を目視しにくい色となってございます。
こちらが「T字の正面」でございます。大変黒く出来上がっております、まだ作業中でございましたので磨き上げてはございませんが漆黒の色合いが大変美しいシンプルなバリケードでございます。1800×900コンパネ1枚に2000の桟木1本で作られておりますので揺れ衝撃には弱く運搬は慎重に行わなければなりませんがコンパネの「T字の正面」には5mmのゴムが敷かれ命中するBB弾の衝撃を吸収することにより表面を強化しております。生で撃ち込むよりこちらのゴムを付けました方がかなり安全でございます、「痛い目」に合わなくても済みますし経済的でございます、まさにこちらのバリケード大きな跳弾を防いでくれます。経年劣化もございますが生の状態よりははるかに寿命は延びることと存じます。
屋内競技において否、屋内生活において照明がいかほど大事かわかっていないのかと思います。PAGなどの射闘競技は「影」を気にされる方が多いようです、影が見えてしまうことによって相手に次の動きが読まれてしまうと水に映る自分の姿に恋したナルシスと反し映し出された自分の影を呪ってみたり逆に影を見て相手の動きが読めてしまったと超能力者気取りになって浮かれてしまうこともあると伺ったことがございます。まだ模索段階であった当時のPAG制作委員会は逆にバリケードの色や照明での差異を逆にリアルだという言い訳の言葉だけで何も変えようともせず競技として広めるのか遊戯として広めるのかも曖昧であったと存じております。
新造したバリケードをT4配置にしてみますとやはり黒ですね締ります、コート中央からのライトは決して明るいとは言えませんが安全に運動でき競技としても十分に行うことができます。影も均等で相手に影を読まれるということはほとんど起こりえないと存じます。
正直言いますと黒色のバリケードと相まってかなり難易度は上がりましたが既存の練習生にはよい刺激となりこれから射闘に興味を持たれた方にとっては新しい技術を知るための良いコートとなっております。